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2011年以降の詩を掲載。

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    胸の鼓動を 聴いて いたの
    だって 確かな あなたがそこにいるから
    そしてわたしは やっと夢を見る
    今、今だけは ふたりはふたりだけのもの

    歌を歌えば 雨が降るでしょう
    そう それは思いがあふれるから
    歌 うたいは すべてを覚悟するの





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    どんなにか楽しくて
    これ以上のものはないと
    笑えずに泣いた
    こんな尊いものを
    失ってはいけないと

    のぼりつめているのか
    ここでこうしていたいのか
    わからない

    それでも
    そこは光の世界だった


    どれくらいの孤独を
    味わっただろう
    友はいないと思った
    辛くて痛くて

    なんど土の味を知った
    なんど泥を飲んだ

    ここは闇だと思った

    手探りで歩き 歩き
    いつしか
    扉は閉ざされた

    ぼくの闇は終わった

    それは小さなもので
    ぼくはとても小さくて

    すべての悲しみを
    知ることはできなかった

    ぼくはここにしか
    いなかった

    すべてを知った気になって
    ほんとはなんにも知らなかった

    ひとの数だけ
    業がある
    ひとの数だけ
    未来がある
    ひとの数以上に
    終わりがある

    簡単じゃないんだ











    きみの笑顔が見たかった

    ぼくの旅はそれだけで始まった

    果てしなく 果てしなく

    道は続いて

    きみの笑顔を見ることもなくなって

    なんのために歩いているのか

    わからなくなった


    立ち止まる

    思い出す


    始まりは

    いつもとてもきれいだった

    そう

    また

    初めから


    ひとは愚かだから

    何度でもやり直すんだ

    そして

    命を燃やし尽くすんだよ

    ぼくはまだ

    たどりつけない

    きみの笑顔に

    ぼくのほんとうに

    たどりつけない





    うんざりだって言って
    顔も見たくないと

    無様に泣いた顔に
    水をかけてよ
    そのほうが
    いっそのこと
    気が楽

    どうしたらいいの
    わたしは
    闇を抜けられないの
    もう このままなの

    新しいひかりをみた

    そこにはあなたがいて

    まっすぐな目をしていた

    遠い夢で見たような

    100年前から知っていたような

    きょうがここにあった


    めまいがしそうな

    そのひかりを

    わたしはすこし

    離れたところで見ていた


    それだけでよかった

    それだけで嬉しかった

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