どんなにか楽しくて
これ以上のものはないと
笑えずに泣いた
こんな尊いものを
失ってはいけないと
のぼりつめているのか
ここでこうしていたいのか
わからない
それでも
そこは光の世界だった
どれくらいの孤独を
味わっただろう
友はいないと思った
辛くて痛くて
なんど土の味を知った
なんど泥を飲んだ
ここは闇だと思った
手探りで歩き 歩き
いつしか
扉は閉ざされた
ぼくの闇は終わった
それは小さなもので
ぼくはとても小さくて
すべての悲しみを
知ることはできなかった
ぼくはここにしか
いなかった
すべてを知った気になって
ほんとはなんにも知らなかった
ひとの数だけ
業がある
ひとの数だけ
未来がある
ひとの数以上に
終わりがある
簡単じゃないんだ
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