小さな手に結ばれた糸は
もう途切れてしまったし
空を見上げても
手を伸ばさなくなった
あのとき
わたしを守ると
あなたが言ったなら
こんなことには
ならなかったでしょう
あなたは大きく翻し
その悲しい翼を
羽ばたかせる
羽根を落としながら
わたしは独りねじをまき
時計は動きだしてしまった
あたたかな家で
見たかったのは
めまいがするほどの朝陽
何度も確かめたでしょう
夢は夢
覚めてしまったら
もう続きを見ることもない
けれど
それでよかったのだと
たとえ泣きながら走る道でも
それでよかったのだと
わたしは歌う
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