2011年以降の詩を掲載。
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もしぼくが死んでも 世の中はまわってゆくね きみはゆっくりとお茶を飲み 涙のひとつも流すだろうか 虚しさだけで成り立っていた ぼくの青春は 何も残らないまま 秋のリーフみたいに 空に消えてゆくよ 金木犀が薫り きみは何かを思い出しかけて あしたのことへ帰ってゆくんだ 意味などない 濡れて乾いて 土に還れば もう泣くこともなくなる きみもぼくも 忘れてしまえば 悲しかったこともなくなる 何もなかった 何もないんだ それがぼくの答えだった きみを救うことも できなかった それだけが心残りだ。