2011年以降の詩を掲載。
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あの日のわたしは 無駄じゃなかった? なぜ選んだのかなど 問うのはやめましょう しめきった部屋から もれる陽差しに 孤独を見た あなたと あなたが歩む道に 笑いあう姿がありますようにと 今なら言える わたしの両手に荷物はないし あなたを追いかけるための 靴もいらない 陽差しを見るわ きらきらと輝く 陽差しを見ているわ
小さな手に結ばれた糸は もう途切れてしまったし 空を見上げても 手を伸ばさなくなった あのとき わたしを守ると あなたが言ったなら こんなことには ならなかったでしょう あなたは大きく翻し その悲しい翼を 羽ばたかせる 羽根を落としながら わたしは独りねじをまき 時計は動きだしてしまった あたたかな家で 見たかったのは めまいがするほどの朝陽 何度も確かめたでしょう 夢は夢 覚めてしまったら もう続きを見ることもない けれど それでよかったのだと たとえ泣きながら走る道でも それでよかったのだと わたしは歌う